あたたかなおと
まだ薄暗い朝の、小さな鳥の声
炊飯鍋の蓋が湯気と共に動くおと
ポットのお湯が沸いている
もうすぐ寒い冬が訪れる
日が暮れて
人々が首をうずめて足早に歩くおとは
どこか悲しげに
あたたかなおとに導かれていく
あたたかなおとは
あなたを独り占めする
明かりの灯るおと
ストーブを点火する
あなたは
ふかふかのふとんに包まれて
あたたかな眠りにつくのだろう
あたたかなおとは
少し切ない
まだ薄暗い朝の、小さな鳥の声
炊飯鍋の蓋が湯気と共に動くおと
ポットのお湯が沸いている
もうすぐ寒い冬が訪れる
日が暮れて
人々が首をうずめて足早に歩くおとは
どこか悲しげに
あたたかなおとに導かれていく
あたたかなおとは
あなたを独り占めする
明かりの灯るおと
ストーブを点火する
あなたは
ふかふかのふとんに包まれて
あたたかな眠りにつくのだろう
あたたかなおとは
少し切ない