デザインのおと、のこと
津屋崎という土地にいるようになって、
おとって、とっても身近なものだと気づいた。
デザインの仕事と似ているなぁと気づいた。
おとを感じること。
〝聞く〟ではなく、身体全体で感じる。
感じることで、みえてくるもの。
自然のおと、くらしのおと。
そこにあるもの。
感じることで、気づきがあると信じている。
風のおと、
波のおと、
木々のおと、
鳥が飛び立つおと、
穂が揺れるおと…
人のおと、
動き出すおと、
お皿を洗うおと、
仏壇を拝むおと、
窓を開けるおと…
感じたことを表現してみたい。
どんなかたちになるんだろ、
ドキドキとわくわく。
まだまだ、小さなおとかもしれない。
まだまだ、聞こえにくいおとかもしれない。
少しずつ、少しずつだけど、
おとを表現できると、楽しいはずだ。
デザインのおと、始めます。