デザインのおと

自然のおと、くらしのおと、感じること、表現すること。津屋崎という場所。

風のおと、波のおと、草花がゆれるおと、くらしのおと…津屋崎という土地で感じています。
感じたおとを表現すると、どういうかたちになるんだろう。
ゆるりと少しづつ始めていきます。

自然のおと、くらしのおと

9月の月一展覧会

先月は展覧会自体お休みで、7月は作品が全く出来なくて出展取りやめたから、2ヶ月ぶり。 「夏の名残り Vol.1」 の一部。 いつものごとく、来月にはもう少し表現をします…。 夏が名残り惜しいけど、風が秋を連れてきたね。聞こえてくる虫の鳴き声も、いつの間…

月一展覧会でした

今日はカフェ&ギャラリー古小路での月一展覧会でした。 「色づくおと vol.2」 白いものに向き合ってると 自分が揺らいでいく。 彼女が、彼が、 どんな色に色づいたとしても どんな色で彩られたとしても もう、本来の白には、戻れない。 白いものに向き合って…

月一展覧会でした

空が一日泣いていた昨日、カフェ&ギャラリー古小路での月一展覧会でした。 中途半端感のある新作に、私も泣きたいくらいでした。コラ。公私ともども余裕なくて、表現したいことがわき上がらなくて、 ギリギリでわき上がるも、タイムリミット。ガラスの扉と…

色づくおと

ポンっと咲くように 色づいていく 無意識に、色づいていく 華やかのような 絡みつくような 軽やかなような へばりつくような 包み込むような 涙がこぼれるような 背中を押してくれるような 彩るような 彩られるような 胸の奥のおと 心の内のおと 何色に色づ…

ゆったりと始まる今日

ゆったり朝ごはんを食べれるって幸せ。 気持ちが整う。 学生の頃じゃ感じなかった朝ごはんの時間の必要性を年々感じている。 パン屋さんなどのモーニングも好き。 (写真傾いてる…) そうはいっても、なかなかゆったり時間を捻出できないなぁ… と、ぼやーっと…

雨のおと

いつも、気の向くままにやってくる。 気まぐれな君。 いつも、私を惑わせる。 愉しげな君。 雨のおとに、おもい体を傾けながら、 雨のおとに、足並みを揃える。 いつもの傘と、私を一人にする。 雨のおとに、色づきはじめる。 冷たさに包まれて、そっと寄り…

月一展覧会でした

津屋崎のカフェ&ギャラリー古小路での月一展覧会でした。 前回のものからバージョンアップした 「芽吹くおと vol.02」 生地を濃いめに染め直して、うっすらグラデーションを出しました。 春らしく。芽吹く感じを表現。 まだまだ自分としては収まってるなぁ…

月一展覧会しました

昨日は、カフェ&ギャラリー古小路での月一展覧会。新作「芽吹くおと vol.1」 予想してたけど芽吹き感が少ない。 来月は「芽吹くおと vol.1」 もっと思い切りが欲しい… その辺りもバージョンアップして、来月の展示に臨みます。 イラストレーターさんの絵の…

芽吹くおと

お日様は上機嫌にぽかぽかと大地を照らす 手に届くほどに近い、春の香を 冷たい風が連れ去っていく だけど、 春はそこまできている あたたかな朝日が春の香を戻してくれる やわらかなおと 芽吹くおと モノクロの装いをした大地が カラフルに染まっていく 眠…

見えないおと

おとを感じる おとを切り出す 見えないおとに、思いを抱く そこにある何かが、おとを生み出す おと、を可視化するには、生み出す何かを、知る。 通り過ぎていくおとに、耳を心を傾ける おとの広がり、おとの伝わり、 当たり前のように存在するおとを、大切に…

月一展覧会でした

cafe&gallery 古小路での月一展覧会やりました。 先月展示したものと同じものを少し見せ方変えて展示。 「雨粒のおと vol.2」 ポツポツ落ちてくる雨粒のおとを表現しています。 前回、ぶら下がってる丸いものがもう少し揺れて欲しかったので、下げ方を変えて…

2017年おめでとうございます!

あけましておめでとうございます。 特に変わった感じもなく2017年を迎えましたが、 年明けの神社の太鼓やお囃子のおとが、厳かだけどどこか楽しげに新年をお祝いしているように思えます。 暮れゆく年を労うような除夜の鐘を騒音と感じるなんて不思議だな…。 …

残すと残る

手元に残すよりも、手放す方が多い。 昨日のことも、手放すことから始まる今日。 手元に残すものは、少しだけ。 残るものも、少しだけ。 少しだけが、日々を集める。 ========== SUPでお世話になった宮地浜海岸近くのグラマーカフェへ。 深煎り珈…

繋いでいくおと

エネルギーの根源のような どこか懐かしく愛おしいような そのおとを 繋いでいく 軸のあるそのおとを 繋いでいく きっと理由なんてなくて 役割なのだ 長く、長く、繋いでいく そのおとが在り続けること そこに在るそのおとを、美しく思う そのおとを、大切に…

ゆるりと一歩、月一展覧会

感じたおとを表現する、かたちにする、を ゆるりと一歩踏み出しました。 津屋崎ブランチのシェアオフィスつながりのイラストレーター Naoko BMさんが、 津屋崎千軒にある『日替わりカフェ&ギャラリー』で、新作を毎月一回展示するという展覧会をしています…

あたたかなおと

まだ薄暗い朝の、小さな鳥の声 炊飯鍋の蓋が湯気と共に動くおと ポットのお湯が沸いている もうすぐ寒い冬が訪れる 日が暮れて 人々が首をうずめて足早に歩くおとは どこか悲しげに あたたかなおとに導かれていく あたたかなおとは あなたを独り占めする 明…

呼吸するおと

ゆっくりと、おおきく息を吸い込む 嬉しいこと 悲しいこと 笑ったこと 怒ったこと いろんな感情を、大きく吸い込む そして、 ゆっくりと、息を吐く それらの感情の役割が終わる 一日の終わりに、一日の始まりに、 大きくゆっくり呼吸する 自分と向き合うおと…

森を歩くおと

君が落ち葉を踏んでいく 森は大きくて、大きくて 君のおとを吸い込んでいく 鳥のおと 虫のおと 木の葉のおと 風のおと それらは、とても優しく静かに歌っている 揺れる木々からは、柔らかなおとが降ってくる 君を歓迎しているのかな 森は薄暗いけれど、君は…

古い時計のおと

ぼーん、ぼーん、と木製の時計が鳴る。 古い時計のおと せわしく動く秒針のおとでさえ、なぜか懐かしく温かい気持ちになる 世の中は同じ速度で時間が流れているはずなのに その古い時計のおとは、 自分の速度でゆったりと着実におとを刻んでいく せかされる…

夜の道のおと

夜の道、帰り道。 ザブンザブンと背中に響く波のおと。 自分の足おとさえも遠くに感じる。 暗く静かな帰り道。 ポツンポツンと浮かぶ星。 空の、そこにある月。 とにかく暗い。 時々、通り過ぎる車のおと。 ヘッドライトの明かりが過ぎ去り そして、また夜が…

ぷかぷか

SUP(STAND UP PADDLE BOARD)の上で、 私はぷかぷか浮いている。 この大きな海の上で、ぷかぷか浮いている。 ボードと波がぶつかるおと ざぶざぶとパドルが波をかきわけるおと この大きな海の上で、遠くの島々を見渡す。 この大きな海の上で、澄んだ青空を…

自然からくるおと

複雑におとが絡み合うとき 私は心をほどけずにいるのかもしれない おとを無数に感じるとき 私は隙間を埋めたくなるのかもしれない 一度に感じるたくさんのおと 私は弱く小さく何者でもないのだけども それにさえ気づかずに はびこるおとの鎧をまとっていたの…

喧騒のおと

おとが素早く過ぎ去っていく おとの反響 おとの雑踏 あふれ出るおとの波を かきわけていく 瞬時におとを取捨選択していく おとが足早に通り過ぎる そのスピードから弾かれないよう 流れ込んでくるおとをジャッジしていく それらのおとは 選択されるためだけ…

デザインのおと、について

大々的にはお知らせしていなかったのですが、 〝デザインのおと〟は屋号であります。特に申請まだだけど笑。 デザインのおとは、 2つ取り組みがあるのですが、 1つ目は、グラフィックデザインの仕事です。 →仕事のこと 2つ目は、おとの感覚をかたちにする…

今日という日のおと

それは穏やかで、あたたかくて、 どこかあどけなくて 今日という日が始まる。 みんなが感じる今日という日のおと どんなおとなのだろう。 昨日という日が 泣きたくなるような日でも、 重いおと、苦しいおと、切ないおとを感じていても 深い深い眠りから覚め…

森と月とおと

津屋崎のテノ森で、ハワイからやってきたジョー・キングストンさんのライブがあった。 生い茂る木々の中にある廃工場につくった木工房「テノ森」。 ライブが始まる夕暮れ時、ジョーさんのライブを覗きにきたような美しくオレンジ色に染まった秋の雲。 ウクレ…

波のおと

小さなおとを残して足元から去っていく。 近づき、また去っていく。 時には力強いそのおとは、私を惑わせる。 なんてきまぐれな。 だけど、どこか愛おしい。 また近づき、また去っていく。 そのおとに、私も乗せてくれないかな。 どんな話をしているのだろう…

ゴトゴト揺れるおと

久しぶりに電車に乗った。 自分で運転する車と違って、連れて行ってもらう感じが良い。 ゴトゴト揺れるおとが流れ、流れていく雲を眺める。 流れに身を任せる、その時間が心地良い。 目的地に着きたい気持ちとまだ乗っていたい気持ちが ゴトゴト揺られている…

君が歩くおと

君が歩くおと。 何度も何度も、おとが止まる。 君が進む道には、ステキなものが多いんだね。 君が歩くおと。 ゆっくりだったり、勇ましかったり、軽やかだったり。 私も足おとを止めてみる。 君の歩くおとには、たくさんの意味がある。 そのおとを、急がせな…

静けさのおと

津屋崎の夜。 波のおと、風のおと、遠くに走る車のおと。 人がいない道でも、そこにはおとがある。 寂しさ、ではなく、静けさのおと。 津屋崎の夜はとても綺麗。 私は何を急いでいたのだろう。 もう少し、立ち止まっていたい。 もう少し、この静けさの中にい…